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Report

デザインセミナー&ワークショップ inビーナス大学(ジャカルタ・インドネシア)

2016.11

2016年11月に、2014年度に引き続き参加国であるインドネシアの首都、ジャカルタを訪問し関係者とミーティング、大学でのセミナー&ワークショップを開催しました。

国際交流基金から加藤氏、森・矢部委員で渡航しました。

 

 

はじめの関係者ミーティングは、国際交流基金ジャカルタ日本文化センターを訪れました。

ADGI(インドネシアグラフィック協会)の役員メンバーによるアスパックインドネシアの国内審査会を見学。2014年からの2年間でパッケージデザインの魅力がより広がったことを実感する応募総数増加と、細部にまでこだわったサプライズがある素敵な作品が多く見受けられました。

 

 

ジャカルタ基金の加藤氏を交えてのミーティングの中で、最近になってジョコ大統領から「パッケージ(デザイン)に注力していく」とのお言葉があったとの話もあがり、東南アジアの大国が大きく動いていく真っ最中だと感じました。

 

 

翌日はジャカルタ市内中心部にあるビーナス大学へ。

ショッピングセンターが入るビルの最上階に大学があります。ADGIイマッドさん、ジニー会長の挨拶からスタートし、森委員によるパッケージデザインセミナー「JAPAN TREND NOW_PACKAGE DEAIGN」、矢部委員よりグローバルで活躍するクリエーターについてのセミナーを開催し、アスパックの取組み及びアワードの説明を加藤氏より行いました。

 

 

セミナー後に会場を移してランチを挟んで午後はワークショップです。今回もワークショップはビーナス大学の他、数校からも学生が自主的に参加したようでアスパックを通じて新たな交流が生まれています。
アスパックアワード2016テーマ「サプライズ!」の説明を加藤氏よりするのですが、歌い踊り付き!の説明に学生達の気持ちがぐっと前向きになり、ワークショップは最高のスタートを切りました。

 

 

現地でもおなじみのロッテ「コアラのマーチ」を題材として、チームで話し合い、新たな価値「サプライズ!」を仕掛けることを話す学生達は笑顔に溢れ、ワクワクが私たちにも伝わり身を乗り出して一緒にアイデアを出すシーンも。

 

 

チーム毎にプレゼンテーションをする中で、素晴らしいアイデアが続出します。日本国内はもちろん、海外含め数十回のワークショップの中で、一番だと言っても過言ではない提案もあり、大いに盛り上がりました。

 

 

ワークショップ終了後もメディアの取材が数件入るほど、アスパックもパッケージデザインも注目があり、アスパックという国際交流の素晴らしさを改めて実感する渡航となりました。

 

 

数日後にインドネシア国内作品展覧会、入賞者表彰をビーナス大学で行い、矢部委員がアスパック代表として出席しました。ポスターめぐりをするような展示手法がとても見やすく、一つずつの作品ポスターに魅入る人が多くいました。

 

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