秋の芸術遠足 車木工房 探訪のイメージ

JPDA西日本委員会 勉強会 ここん vol.3

秋の芸術遠足 車木工房 探訪

西日本3回目の勉強会は、会議室ではなく奈良へ出かけます!
晩秋の橿原神宮を参拝の後、車木工房を訪ね 石版印刷やエッチングなど印刷の原点を見学したり、
中川一政や千住博など、この工房をアトリエとした作家の作品を鑑賞したり、
車木工房の母体となる岡村印刷(株)の高精細美術印刷を見たりしたのち、
工房内のギャラリーで懇親会を行います。
散策+社会見学+歓談のセットで、秋の奈良をお楽しみください。

開催日: 2018年11月30日(金)

開催情報
開催レポート

場  所:車木工房
〒635-0143 奈良県高市郡高取町車木215
※駐車場有 車の方は15:00に現地にお越しください。
集合場所:近 鉄 「橿原神宮前駅」中央出口
時  間:13:00〜
会  費:JPDA会員/一般 4,800円(銀行振込)
申込締切:2018年11月16日(金)/先着30名

【委員長】藤沢 和幸
【副委員長】三河内 英樹
【統括委員長】松尾 政明
【統括副委員長】津乗 康祐
【委員】井上 邦子/高木 直也/冨山 美紀/平岡 美帆/山内 理恵/和田野 香恵/グラフィックパワー株式会社
【担当理事】井上 聡/中森 恭平/藤田 隆/三原 美奈子/森 孝幹

開催日時:2018年11月30日(金)13:00~19:30
開催場所:岡村印刷株式会社内 車木工房
出席者数:26名(会員:25名 非会員:1名)
担当委員長:藤沢和之
担当委員:井上邦子/三河内英樹/冨山美紀/平岡美帆/山内理恵/和田野香恵/芝田伸恵
統括委員長:松尾政明
統括副委員長:津乗康祐
撮影:グラフィックパワー株式会社

大阪市内から1時間、車木工房は自然豊かな奈良県高市郡にあります。

午後1時に橿原神宮前駅に集合し、まずは橿原神宮に参拝しました。
広々とした境内は、紅葉も美しく、絶好の行楽日和に大変リフレッシュできました。

参拝を終えると車木工房に移動し、まずは母体である岡村印刷で高精細印刷のサンプルを見学します。
岡村印刷は奈良最大の印刷会社で、仏像などの文化財関係の出版物も多く手がけられており、オフセット印刷でなんと1000線まで印刷が可能です。
パンフレットには0.2ポイントの文字も印刷されていて、ルーペではっきり読めました。

その後、隣接する車木工房に向かいます。
趣のある建物を入ると、最初に150年前のリトグラフの印刷機が設置されていました。
天保山のサントリーミュージアムにあったものだそうです。

まずはオフセットの元祖である石版印刷を見学。
職人さんがデモストレーションをしてくださり、分厚い石を平滑に削るところから、インクを乗せて印刷するまで、細かな調整の連続で、工程の複雑さに驚きました。
まさに職人技です。

昔はパッケージの印刷もしていたようで、薬品の箱の版や、戦前に生産されていたゴールデンバットの版もありました。

続いてエッチングのデモストレーションもしていただきました。
エッチングはグラビア印刷(凹版)の元祖で、これも1版ごとに不要な部分のインクを手でこすって取り除いていくという、途方もなく繊細で手間のかかる印刷です。
今となっては芸術作品にのみ使われる印刷手法ですが、手書きしかない時代から、印刷して量産したいという一念でさまざまな材料で試行錯誤し、創意工夫を経て今に至るのだなと実感しました。

交流会は、工房で作られた作品を展示している、併設のギャラリーで行いました。
職人さんや岡村印刷の副社長さんも参加してくださり、工房の歴史などもじっくりうかがうことができました。
石版印刷の技術継承のために、今年から若いアーティストと石版印刷のコラボプロジェクトを始められたそうです。

最新鋭の印刷技術とその源を同時に勉強することができ、まさに「ここん」な見学会でした。

担当理事:井上聡/中森恭平/藤田隆/森孝幹/三原美奈子

Pick Up

ページの先頭へ