実践 認知科学 売れるデザインには裏付けがあるのイメージ

JPDA西日本委員会 勉強会 チャンス-1

実践 認知科学 売れるデザインには裏付けがある

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開催レポート

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講師:小野 進 氏 (フジ印刷株式会社 R&Dグループマネージャー WarpStyle統括ディレクター、
デザイン学会正会員)

開催日時:平成25年6月19日(水)16:00~20:30
開催場所:平和紙業株式会社 会議室
参加者数:56名(会員49名、一般8名、学生1名)

2013年度「チャンス」をテーマにした西日本の第1回勉強会は、「実践 認知科学 売れるデザインには裏付けがある」と題し、小野進氏に講演をお願いしました。
最初に小野氏がこれまで制作されてきたARの実例が紹介されました。
IT技術を利用した新しいコミュニケーションの世界は、驚かされるばかりで、パッケージデザインの表現の可能性には限りが無いことをあらためて実感しました。

次に、これまでのデザイナー個人の経験と予測から発想していた「デザイン」に対し、ELM(精緻化見込みモデル)、コンジョイント分析、一対評価法、ヒートマップ分析など、「認知科学」の視点からの、デザインの制作や評価手法が紹介されました。
普段、造形に頭を悩ますことが多いデザイナーにとっては、話についていくのもやっとでしたが、デザインを取りまく時代の変化を感じることができました。

最後に小野氏は、英語には「感性」の訳語はない(「感受性」と同じ意味の言葉はある)ことから、科学的な理論の一方で、日本のオリジナリティとして「感性」を大切にするデザインの重要さを強調されていたことを報告しておきます。

担当委員会:西日本委員会
担当理事:井上 聡/藤井本道/藤田 隆/森 孝幹
担当委員:中村拓哉(委員長)/金谷知佳/後藤黄太/津乗康祐/秦 智子/三河内英樹

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